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【矯正中のサポート役】エラスティック(顎間ゴム)とは?

氏井庸介

氏井矯正歯科クリニック
院長 氏井庸介

DOCTOR PROFILE

2025.04.23

矯正治療中に使用する「エラスティック(顎間ゴム)」は、上の歯と下の歯に引っかけて使う小さなゴムです。目立たない装置ですが、歯並びの改善だけでなく、上下のかみ合わせ(咬合)を整えるために非常に重要な役割を果たしています。

特に「前後のズレ」や「左右のバランス」を調整するために不可欠なサポートです。

痛みや違和感は効いている証拠

使い始めの頃は、「顎がだるい」「少し痛む」と感じることがありますが、これはゴムがしっかり作用している証拠です。無理のない範囲で続けていくことで、徐々に違和感も和らいでいきます。

毎日の継続が治療効果を高めます

エラスティックは1日20時間以上の装着が推奨されています。短い時間では十分な効果が得られないため、できるだけ長時間・毎日しっかり使用することが大切です。

とはいえ、忙しくて忘れてしまったり、寝落ちしてしまうこともありますよね。そんなときは、スマホのアラームやタイマーを活用して、朝と夜のルーティンに組み込むのがおすすめです。

お子さんの場合には、ご家族の声かけや励ましがとても力になります。

困ったときはすぐにご相談を

エラスティックの掛け方を忘れてしまった場合など、当院ではLINEを通じて写真や説明をお送りするサポートも行っています。

患者さんと私たちが協力しながら取り組むことで、治療の効果はしっかりと現れてきます。小さな努力の積み重ねが、きれいな歯並びと理想のかみ合わせにつながります。

わからないことや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。一緒に頑張っていきましょう!

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