目立たない矯正(表側矯正)

LABIAL

当院の表側矯正は、審美ブラケットを使っております

BRACKET

審美ブラケット

表側矯正は、矯正装置(ブラケットやワイヤー)を歯の表側につける治療です。
最も昔から行われている信頼性の高い治療方法で、裏側矯正やマウスピース矯正に比べると低価格で、幅広い症例に適用でき、治療が短期間で済むなどのメリットがあります。
しかし、表側に矯正装置がつくのでどうしても「目立ちやすい」と言うデメリットがありました。
当院では、表側の装置であってもほとんど目立たない、歯の色に近い審美(セラミック)ブラケットを使っております。

こんな方に!おすすめです!

  • 矯正装置が見えても気にならない方
  • 出来る限り矯正の費用を抑えたい方
  • 会話や発音などを気にされる方

セルフライゲーションシステムを採用

痛みが少ない!
従来の矯正装置は、歯に装置を接着し、ワイヤーを通して、装置とワイヤーをゴムで固定していました。
ワイヤーがゴムで強く固定されるため、ワイヤーの張力も大きくなります、このために歯にかかる摩擦も大きく、痛みの原因となっていました。

セルフライゲーションシステムでは、コムの代わりにワイヤーを留めるフタが備わっており、強く固定されません。
強く固定されないのでワイヤーに適度な遊びができ、ワイヤーの張力も小さい為に、摩擦も軽減され、痛みが少ないのです。

治療期間の短縮ができる!
歯を強く引っ張った方が、歯が早く移動し矯正が早く出来ると考えられており、常識だったのですが1990年代にワイヤーの張力が弱く、摩擦が少ないほうが早く歯が移動する事を、アメリカのデュイット・デーモン博士が発見しました。
このことによりセルフライゲーションシステムは、従来に比べて治療期間を短縮出来る理由にもなっています。

診察時間が短縮できる!
従来の矯正装置では装置とワイヤーを固定するのに、ゴムでを使っていました。このゴムを止める作業にとても時間がかかっていました。
セルフライゲーションシステムの場合は、ワイヤーを固定するのは、装置のフタを開閉させるだけですむため、調整にかかる診察時間も大幅に短縮できます。

表側矯正のメリットデメリット

MERIT / DEMERIT

メリット

適応範囲が広い
歴史も深く、治療的にも確立されており、症例や装置の種類も豊富で、ほとんどの不正咬合に適用ができます。

生活への影響が少ない
装置が舌に触れないので、発音や咀嚼(そしゅく)などの機能障害を起こしません。

治療費用を抑えられる
他の治療方法に比べて治療費用が安く、毎回の調整時間も軽減できますので、患者様への負担が少なくなります。

デメリット

矯正装置が見える
審美ブラケットや白いワイヤーは、目立たないのですが、唇側に矯正装置がついていますので、どうしても見えてしまいます。

激しいスポーツをされる方には不向き
表側に矯正装置がありますので、接触などの可能性のある激しいスポーツではケガの原因となる場合があります。

症例集

CASE
症例1
性別:女性 年齢:19歳
主訴 前歯のガタガタと出っ歯
治療装置 白い表側矯正装置
抜歯 4本の抜歯
治療期間 2年2ヶ月
診断名 歯槽性上下顎前突
副作用 歯肉退縮・歯根吸収・歯髄・壊死・癒着による予期せぬ歯の動き

上下の歯の前歯の角度が傾斜しているため、抜歯が必要なケースでした。
上下の前突感を可能な限り後ろに下げました。

治療前
治療前
治療中
治療中
治療後
治療後
顔貌
顔貌
治療費の概算
精密検査・診断料金 55,000円
矯正料金 840,000円
毎回の処置料金 3,300円
症例21
性別:女性 年齢:19歳
主訴 出っ歯と口元の突出感
治療装置 白い表側からの矯正装置
抜歯 上下4本
治療期間 3年
診断名 歯槽性上下顎前突
副作用 歯肉退縮・歯根吸収・歯髄・壊死・癒着による予期せぬ歯の動き

口元の突出感の改善を希望されましたたので、抜歯でインプラントアンカーを併用して口元の突出感の改善を行いました。

治療前
治療前
治療中(4ヶ月後)
治療中(4ヶ月後)
治療中(16ヶ月後)
治療中(16ヶ月後)
治療後
治療後
顔貌
顔貌
治療費の概算
精密検査・診断料金 55,000円
矯正料金 840,000円
毎回の処置料金 3,300円