当院で用いる
マウスピース型矯正装置
当院で用いるマウスピース型矯正装置は、インビザラインとアソアライナーの二種類があります。
インビザライン
最新の歯科矯正理論と、米国アライン・テクノロジー社独自の3D画像化技術、CAD/CAMなどの最先端技術が融合した高度なマウスピース矯正治療システムです。
アソアライナー
アソアライナーは日本の矯正専門ラボ(歯科技工所)アソインターナショナル社が手がけるマウスピース型矯正装置です。
マウスピース型装置の相違点
装着時間
マウスピースをお口の中に毎日22時間以上入れていただくこと
歯型取りが必要
マウスピースを作成するために、お口の歯型取りが必要 「マウスピースの型取りについて」は従来の方法でも、デジタルでもどちらでも可能です。
インビザライン
型取り回数 | 最初の一回のみでOK(症例により異なる) |
アライナー | 米国製 |
適応症例 | 広い |
補助装置 | あり 補助装置があることで細かい歯の動きが実現可能 |
アソアライナー
型取り回数 | 月に一回ごとに確実に必要 |
アライナー | 日本製 |
適応症例 | 狭い |
補助装置 | なし |
日本製か米国製ということ
インビザラインは、米国アライン・テクノロジー社独自の3D画像化技術、CAD/CAMなどの最先端技術が融合した高度なマウスピース矯正治療システムです。
一方、アソアライナーは、日本の矯正専門ラボ(歯科技工所)アソインターナショナル社が手がけるマウスピース型矯正装置です。日本人の顎骨に合ったマウスピース矯正システムとして、歯科技工士が製作。正確性・製作法、費用面で定評のマウスピース型矯正装置です。
型取りの回数が違うこと
インビザラインでは、最初に口腔内スキャナーで歯の型を取り、3次元シミュレーションソフト(クリンチェック)によって、治療終了までの歯の動きを計画して、その計画通りの動きをCAD/CAMを用いた光造形技術で正確にマウスピースを作成します。つまり、一度しか歯の型取りは行いません。
(ただし、追加の歯の動きが必要であると診断した場合、治療途中での歯の型取りが必要です。) 一方、アソアライナーでは、約1ヵ月に一度の間隔で歯型を採取します。その都度、厚みの違う3種類(ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm 、ハード0.8mm)のマウスピースを製作し、ソフト・ミディアム・ハードの順に7〜10日間ごとにそれぞれ装着します。これによって、少しずつ歯並び・咬み合わせを整えることができます。
補助装置をつけること
インビザラインでは、アタッチメントや顎間ゴムなどの補助装置をつけることで、より計画通りに歯を動かすことが可能です。
アタッチメントとは、アライナーの維持力が向上し(マウスピースの中で歯が滑ってしまうのを防ぐ役割をします)、歯の移動や回転、あるいは圧下や挺出などの動きを、予測実現性の高いものにするために用います。