男性にとっても外見というのは気になるものです。
仕事上身だしなみが大切とか、カッコよくなって女性にモテたい!というだけではなく、見た目がよくなれば自分に自信が持てるようになって前向きになれる、というのは男性も女性も同じこと。
歯の矯正に来院されるのは、男女の比率から言っても女性が多いのが現状です。
女性の場合は「いくつになっても、綺麗でいたい」と思う方が多く、歯並びに関しても同様に関心のある方が多いです。
男性の場合、女性よりもご自身の歯並びを気にする方が少ない傾向にあります。
子供の頃に親御さんが見た目を気にして、矯正歯科治療を行う方が多いのではないでしょうか。
男性はどちらかと言うと、審美的なことより機能的なことを優先する傾向があるので、「噛み合わせ」や「歯を長持ちさせたい」といった内容で矯正治療を行う方が多い傾向にあります。
目次
時代はメンズ美容にポジティブ!?
しかし、最近は、美容の一環として矯正歯科治療を始める男性の方が増えています。
セルフケアに時間やお金をかけるのは女性だけではなくなっています。
最近はSNSで、男性の美容に関する発信を目にすることが増えました。
メンズ脱毛やエステなど、男性専門のクリニックが多くなっていることからも、男性の美意識が上がっていることもあり、メンズ美容という概念が身近になり、その需要が高まっていることがうかがえます。
歯のケアに興味がある男性が多い!?
外見でコンプレックスに感じている部分について「歯並び」が気になっていると言われる方も多くなっています。
歯並びが悪いと、「不潔そう」や「だらしなさそう」といったイメージをもったり、「歯並びを治療する費用がないのかも」と考える女性もいるでしょう。
他にも、「身だしなみを気にしない人」という印象を与えてしまうことも。
逆に、歯並びが整っていると「清潔感」がある印象を抱き、歯列矯正をしている男性に対しては、「美意識が高い」「自己管理ができていそう」「経済力がある」というイメージを持ちやすいです。
歯並びを整えると、歯ブラシなどの口腔ケアがしやすくなるため、歯の黄ばみや口臭を防ぐことにも繋がります。異性からの印象を良くしたい・モテたいと考えるならば、歯並びを治すことはプラスに作用すると言えるでしょう。
歯列矯正をすると仕事がうまくいく?
ビジネスシーンにおいても、歯並びは大きく影響を及ぼすと言えます。なぜなら、多くの人と出会うビジネスシーンでは、「第一印象」「見た目」が非常に重要だからです。
見た目の清潔感はその人の印象や信頼性にも深く関わっており、それはビジネスにとっても大きなメリットだと言えます。
ビジネスや社会の国際化が進み、国内でも外国人とのコミュニケーションが当たり前の時代となってきました。
そうした中で、きれいな歯並びや整った口元は、その人の印象の大きな決め手となってきています。
第一線で活躍するビジネスマンの間では、商談やプレゼンテーションなどに自信を持って臨むため、歯並びを整えることは常識となりつつあります。
また、歯並びを整えておくとお手入れがしやすくなります。そのため特定の歯に負担がかかることもなく、虫歯や歯周病、口臭の予防ができ、将来的にインプラントや入れ歯になるリスクが低くなります。
歯のケアができている人は自己管理能力が高い人が多いです。そのため、ビジネスにおいても「仕事をきちんと責任感をもって取り組んでくれる」という印象につながり得ます。
実際に欧米では”歯がキレイかどうか”は採用や昇格の基準になっていることがあるほど、歯のケアは重要とされています。日本国内はもちろん、よりグローバルな社会においては、歯並びや歯のケアに気を遣うことで得られるビジネスチャンスも多くあるでしょう。
さらに歯並びは、お口の見た目だけでなく仕事のパフォーマンスにも影響します。
歯並びやかみ合わせが良くないと、姿勢や滑舌が悪くなったり、肩こりや頭痛など健康に影響することがあります。仕事ができる人ほどお口のケアに気を遣っていると言われるのは、健康な身体づくりが良い仕事をする上で欠かせないからでしょう。
男性が歯列矯正をする時のデメリットは?
装置の見た目が気になる(目立ちにくい装置もあります)
大人の男性は特に、装置の見た目を気にされる方は多いですよね。
ですが逆に、歯列矯正をしていることを周囲に気づいてもらえると、「美意識が高そう」「向上心がある」「経済力がありそう」といった印象を間接的にアピールでき、就活や婚活の場でプラスの評価を受けることもあるでしょう。
また最近では、目立ちにくい透明なマウスピースを使った「マウスピース矯正」などもあります。
しかし、歯科医院での検査の上、歯科医の診断が必要になります歯並びによっては対応できない場合もありますので、ご注意ください。
男性が矯正治療をする前にチェックしておきたいこと
仕事と両立できる方法を選ぶ
社会人男性であれば、仕事に支障をきたすことがないように、矯正治療の方法を選ぶ必要があります。
なぜなら、仕事に影響するからといって治療を怠れば、きちんと計画通りに歯が動かず、治療が長引くこともありますし、中断となれば、せっかくの治療費もそれまでの時間も無駄になってしまうからです。
例えば、食事の機会が多いお仕事であれば、食事のたびに装置をはずすマウスピース矯正では治療時間が足りず、計画通り歯が動かない可能性もあります。
このように、矯正治療で納得のいく結果を得たいのであれば、お仕事との兼ね合いを考慮して矯正方法を選んだ方が良いと言えます。
引っ越しや転勤の可能性はあるか
虫歯などの治療と違い、歯列矯正の治療期間は1~3年程かかることが一般的。
治療途中で引っ越しとなった場合には、そのまま通い続けるのが大変になったり、転院しなければならないことも多いです。
矯正治療途中で転院する場合、期間や費用が余計にかかったり、転院先選びなどのデメリットが発生しますので、矯正を始めるタイミングも重要となってきます。
まとめ
デメリット面もありますが、歯が綺麗になることで、自分の笑顔に自信がもてるようになり、周りの人からも魅力的な人に映るようになるでしょう。仕事だけでなくプライベートも良い関係を構築しやすくなったり、円滑に進められるようになったりするかもしれません。
今はマスクをつけている状況が多いため、歯のお悩みが気にならない方もいます。しかし、食事や写真撮影などでマスクを外したときに、これまで良い印象を与えていたとしても一気にイメージダウンしてしまう可能性も否定できません。
歯が綺麗なことで得られるメリットはたくさんありますので、この機会に始められるのはいかがでしょうか?
始めることを迷っている方でも、まずはご自身の口腔内を把握されるのも良いと思います。
当院は無料カウンセリングを行なっております、よろしければご利用ください。
歯科助手MH