矯正もしたいし、留学も考えているという方は、たくさんいらっしゃいます。
ただ、矯正中に留学することになった場合、どうしたらいいの?
そんな不安の解消に少しでも役立てるようブログを書かせていただきたいと思います。
目次
1. ワイヤー矯正の場合
短期留学(1ヶ月〜半年以内)
1ヶ月〜半年までの短期間の留学であれば、特別な調整は必要ありません。
ワイヤーをそのまま装着した状態で出発し、帰国後に治療を継続していきます。
中期留学(半年〜1年以内)
半年〜1年程度の中期留学の場合は、矯正装置をどうするかご相談させていただきます。
基本的には、矯正装置はそのままにして、ワイヤーのみを外して留学していただくことになるかと思います。
その代わり、取り外し可能なリテーナーやマウスピースなどを使ってもらい、歯の動きを抑制しながら、治療を維持します。
装置は、食事や歯磨きの際に簡単に取り外しができるため、留学中の生活に影響を与えにくいという利点があります。
ただ、装置の紛失等が起こる可能性もございますので、管理をしっかりお願いしております。
長期留学(1年以上〜)
1年以上の長期留学を予定している場合は、基本的にはすべての装置を外して出発していただきます。
そのため、装置を完全に外し、治療を一時中断する形を取ります。
留学中は、リテーナーやマウスピースを使用し、歯の位置をできる限り維持します。
この装置は、取り外しができるため、長期間にわたっても問題なく使用できます。
ただし、装置を使わずにいると歯が元の位置に戻ってしまうリスクがあるため、装着時間を守るようにお願いしております。
2. マウスピース矯正の場合
短期留学〜長期留学(1か月〜1年以上)
マウスピース矯正を使用している場合、通常通り治療を継続することが可能です。
留学前に、予定されている期間に対応できるだけのマウスピースをお渡しします。
マウスピース矯正はワイヤーとは異なり、ご自身で簡単に取り外しができるため、留学中の生活にあまり支障をきたすことはありません。
注意点としては、マウスピースを装着している時間や、スケジュールをしっかり守っていただく必要がございます。
このように、ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、対応に違いがありますが、留学中でも安心して治療を続けることができます。