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見えない不安から、見える安心へ──なぜ、3Dデジタル矯正にするのか?
「3Dデジタル矯正治療のメリットを教えてもらえませんか?」
これは実際に患者さんからよく聞かれる質問です。
でも正直、一言で説明しきれません。
メリットは、こう考えてています:
“今からどこかに行こうとしてるとき、紙の地図を使いますか?それともGoogle Mapを使いますか?”
もちろんGoogle Mapですよね。
- 現在地がわかる
- 目的地も見える
- 途中のルートやズレもリアルタイムに修正できる
氏井矯正歯科では、そんな矯正治療を目指しています。
リアルタイムでの変化把握はまだ道半ばですが、デンタルモニタリングの活用により、より安全で確実な治療に一歩ずつ近づいています。
「同じ歯並びの人間はいない」──だから全員に最適なゴール設定を
10年以上矯正治療をしていると、 「このぐらいの力をかければこう動くだろう」
「このぐらいのガタガタならこのくらいで治るだろう」
そういった“感覚”で治療ができてしまいます。
それ自体は悪いことではない。むしろ大事です。
でも、一人ひとり歯の形も骨格も、全く違う。
“だからこそ、ゴールを“見える化”して、一緒に確認することが大切なんです。”
なぜ、ここで「デジタル」にこだわるのか?
以前は、石膏模型を一歯ずつ切り離して、アナログでセットアップしていました。
歯に基準線を引いて、どれぐらい動いたかを見て、頭の中で想像する──
これは時間も手間もかかる、まさに職人技の世界でした。
でも、デジタルなら:
- スキャン→3Dモデルで「動かす前と後」が見える
- セットアップで「動きの量・方向」が数値化できる
- 複数のゴールを比較して、患者さんと共有できる
これはもう、「治療計画を言語化・可視化できる」という点で、矯正治療の新しい時代なんです。
実際にあなたの歯並びも、「未来の状態」がその場で3Dで見られます。 抜歯/非抜歯、どちらが合っているのかも、事前にシミュレーション比較できます。
オート or マニュアル?僕は、マニュアル派です。
最近のAI自動セットアップは本当に優秀です。
でも、僕は「自分で動かす派」です。
なぜなら、
“自分がワイヤーでどう動かしたいか”をイメージしながら歯を動かすことで、治療の意味が“自分ごと”になるから。
AIに任せてしまうと、きれいに並んでも「なぜこの動きにしたのか」が、自分の中に残らない。
僕にとってセットアップは、**“治療の中核”であり“哲学”**でもあります。
これは患者さんには直接関係ないけれど──
同じような歯並び・同じような力を加えたとしても、
「なぜかこの歯だけ動かない」ということが、矯正ではよくあります。
それを“感覚”で片付けるのではなく、“なぜそうなるのか?”を解明することが、これからの矯正に必要だと思っています。
だからこそ、デジタルで履歴が残る今は、“思考と記録が蓄積される”最高の環境です。
まとめ:Google Mapのように、矯正にも「見えるルート」を
- 治療の目的地(ゴール)を一緒に見られる
- 現在地(いまの状態)を正確に把握できる
- リアルタイムのズレも補正できる
それが、3Dデジタル矯正の本質的な価値だと、私は思っています。
そして、その技術と思想を使って、患者さんひとりひとりに最適な治療を届ける。
📩 もし、
「不安なまま矯正治療を始めたくない」 「自分に合った治療を、ちゃんと見て・理解してから決めたい」
そう思っている方がいらっしゃったら──
まずは一度、あなたの“未来の歯並び”を一緒に見てみませんか?
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