未分類

最先端の矯正治療を、AI×矯正医で実現

氏井庸介

氏井矯正歯科クリニック
院長 氏井庸介

DOCTOR PROFILE

2025.09.18
AI技術を活用した最先端の矯正治療をイメージする女性の横顔とデジタルデータ

AI × 矯正医の専門性。
リアルタイムで歯の動きを見守り、安心と精密さを両立。
すべては、患者さまに寄りそった治療のために。

AI×矯正医

AI×矯正医がつくる、最先端で精密な矯正治療とは

矯正治療を受ける多くの方が感じるのが、
「本当に歯が動いているの?」「治療は予定通り?」という“見えない不安”。

これまでは、月に1回の通院でしか治療の進み具合を確認できず、
トラブルや計画のズレに気づくのが遅れてしまうこともありました。

そこで私たちは、AIによる治療のリアルタイムモニタリングを導入。

患者さんがスマートフォンで送る動画をもとに、
AIが歯の動き・装置の状態・治療計画とのズレを毎週チェック。
そのデータを矯正専門医が確認・判断することで、
より精密で、安全性の高い治療が可能になりました。

治療の進め方(診断と治療計画は矯正医、AIは治療の進み具合をモニタリング)

矯正医 × 3Dデジタル診断 × AIの連携で、
計画的かつ柔軟な矯正治療を実現します。


■ 診断・治療計画

患者さんごとに異なる歯並びや骨格に合わせて、最適な治療を計画します。
CTデータをAIソフト「Relu」で分析し、骨格や歯、歯根の向きまで立体的にチェック。
診断の精度を高め、安心につなげています。

AIソフトReluによるCTデータ解析で歯列と骨格を立体的に診断する3Dモデル

さらに、カウンセリングで伺った患者さんのご希望をふまえ、
SureSmile(シュミレーションソフト)を用いて、歯の動きや装置の選び方、移動の順番をミリ単位で設計します。
患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を形にする、大切なステップです。

SureSmileを使った歯の動きと装置のシミュレーション設計画面

■ 治療中のモニタリング

普段の通院と通院の間も安心していただけるように、
患者さんにスマートフォンで動画を送っていただき、
AIが歯の動きや装置の状態を毎週チェックしています。

ただし、これはあくまで「見守り機能」です。
診断や治療の判断は必ず矯正医が行い、定期的な通院も欠かせません。

問題があれば、矯正医が判断・修正対応
ズレを進行させずに、計画通りの治療へと軌道修正できる体制を整えています。

DentalMonitoringによる矯正治療中の歯並び確認とAIレポート

治療の「ズレ」や「ムダ」を最小限に

AI × 矯正医の連携で、精密かつ効率的な矯正治療を実現します。

AIによる歯の動きの数値データと治療計画進捗グラフ

✅ 計画通りに進める、週単位のチェック体制

3Dデジタルで立てた治療計画を、毎週AIと当院でモニタリング
ズレを早期に発見し、必要に応じてすぐに補正できます。


✅ トラブルも、通院を待たずに発見

アライナーの浮きや歯の動きの停滞も、AIが自動で検知
状況に応じて、医師がリアルタイムに対応できるので、安心感が違います。


✅ 急な転勤などで通院間隔が空いても、治療の質はそのまま

スマホで撮影したデータをもとに、AIが毎週チェック。
忙しい方・遠方の方でも、可能な限り治療のクオリティを落とさずに進められます。
(※来院頻度は治療内容により異なります)

 

治療方法と対応範囲

当院では、2025年より、AIによるモニタリングをすべての治療ステージに導入しています。
治療中だけでなく、矯正開始から保定までをしっかりサポートします。


▶ マウスピース矯正

アライナーの浮きや適合状態、歯の動きをAIが毎週チェック。
**「ちゃんと動いているのか不安」**という声に対しても安心。AIがマウスピースと歯の適合を確認し、
動きがしっかり進んでいるかを確かめられます。

AIが毎週確認するマウスピース矯正の適合チェックと当院の診断画面
AIが毎週確認するマウスピース矯正の適合チェックと当院の診断画面

 


▶ ワイヤー矯正

ワイヤー矯正の治療中も、AIが歯の動きや装置の状態を自動で見守ります。
小さなズレや異常も早めに察知し、矯正医がすぐに調整。
AIと当院の二重の見守りにより、患者さまは安心と信頼を感じながら治療を受けられます。

ワイヤー矯正治療中にAIが歯の動きを数値で検知するリトラクション画像

2025年、AIはさらに進化し、歯の動きを数字で確認できるようになりました。
たとえば「抜歯したスペースがどれくらい閉じたか」まで、自動で測れるのです。
治療が予定どおりに進んでいるかを数字でチェックできるので、もし遅れがあっても、矯正歯科医の経験だけでなく科学的データをもとに調整でき、より正確な矯正治療が可能になりました。

AIによる抜歯スペースの自動測定と治療進行の数値グラフ
AIによる抜歯スペースの自動測定と治療進行の数値グラフ

▶ 保定期間(リテーナー装着期間)

治療後の歯並びの安定化にもAIが活躍。
リテーナーの浮きなどを自動で検知し、
異常があれば当院で対応いたします
**「治療が終わった後も、見守られている安心感」**が続きます。

保定期間中にAIで確認するリテーナー適合と歯並びの変化

AIを使った症例報告:マウスピース矯正

この患者さんは、**開咬(かいこう:前歯が閉じない状態)**を主訴に来院されました。

奈良の矯正歯科で行ったマウスピース矯正の初診時の歯並び写真と患者の笑顔

治療にはマウスピース矯正を用い、さらにAIによる定期チェックを組み合わせました。
マウスピースが浮いたり適合が悪くなった場合には、AIが自動で通知
その結果、早めの対応が可能となり、効率的に治療を進めることができました。

AIによるチェックで進行を確認したマウスピース矯正の治療経過と歯の動き

治療期間はおよそ1年ほどで改善し、前歯でしっかり噛めるようになり、現在保定中です

詳しくは症例集59を御覧ください

マウスピース矯正治療後の女性患者の笑顔と改善した歯並びの症例写真

 

AIを使った症例報告:ワイヤー矯正

AIを使った症例報告:ワイヤー矯正治療

この患者さんは、上の前歯の出っ歯や歯のデコボコを主訴に来院されました。

奈良で行ったワイヤー矯正の初診時の横顔とデコボコ歯列の口腔内写真

治療にはワイヤー矯正を用い、さらにAIによる定期チェックを組み合わせました。
AIが装置の脱落や歯の動きをモニタリングしていたため、
歯の動きが遅れた際には、力のかけ方を調整するなど柔軟に対応できました。

 

ワイヤー矯正治療中にAIで歯の動きを解析・記録した経過写真

 

その結果、治療期間はおよそ1年ほどで改善
出っ歯やデコボコが整い、見た目も噛み合わせも良好になりました。

 

ワイヤー矯正治療後の横顔と整った歯並びを示す症例写真

この症例は海外の歯科雑誌でも紹介され、
AIとワイヤー矯正の組み合わせが有効であることが評価されています。

 

AIと矯正治療の症例が紹介された海外歯科専門誌『Australian Dentist』掲載記事
AIと矯正治療の症例が紹介された海外歯科専門誌『Australian Dentist』掲載記事

Q1. AIが治療をしているのですか?
A. いいえ。診断や治療計画、治療の判断はすべて矯正医が行います。
AIはあくまで治療の進み具合をモニタリングし、計画どおりに進んでいるかをサポートする役割です。


Q2. AIを使うと本当に安心できるのでしょうか?
A. はい。AIは治療中の歯の動きや装置の状態を毎週細かくチェックします。
これによりトラブルや遅れを早期に発見し、矯正医がすぐに対応できるので安心です


Q3. 通院間隔は少なくなるのですか?

A. 最初は月に1回の通院が必要です。
このアプリは「通院回数を減らすためのもの」ではなく、治療を正確に進めるための安心サポートです。AIでチェックすることで余分な処置を避けられ、結果的に通院が少なくなる場合もありますが、定期的な通院は欠かせません。


Q4. マウスピース矯正だけでなく、ワイヤー矯正にも使えますか?
A. はい。どちらの矯正治療にも対応しています。
治療方法に関わらず、AIが進捗をモニタリングしてサポートします


Q5. 保定期間(リテーナーを使う期間)でもAIは使えますか?
A. はい。治療後の保定期間もしっかりモニタリングできます。
歯並びが安定しているか確認できるため、治療後も安心です


Q6. 世界的にも使われている技術ですか?
A. はい。DentalMonitoringは世界中で導入されており、多くの症例や研究で効果が報告されています。
信頼性の高い、最先端の矯正サポートシステムです。


Q7. 抜歯したすき間もAIがチェックしてくれるのですか??

A. ほとんどの患者さまにご利用いただけます。
ただし、お使いのスマートフォンの機種や、小さなお子さまの場合には難しいことがあります。
その場合でも、通院時に矯正医がしっかり確認しながら治療を進めますので、どうぞご安心ください。


Q8. 費用は追加で必要ですか?
A. ご安心ください、追加の費用はかかりません。
すべての患者さまに、安心して治療を受けていただくためのサービスです。

BACK