
目次
セファロ分析とは?──矯正治療で“顔の現状”を読むための設計図
「矯正したら、横顔って変わるんですか?」
これは当院でも非常によくいただくご質問です。
実際、矯正治療で顔つきが変わるかどうかは、骨格のタイプや歯の位置関係によって異なります。
こうした変化を科学的に予測し、治療方針を立てるために使われるのが「セファロ分析」という方法です。
当院のカウンセリングでは9タイプに分類して診断
当院では、セファロ分析をもとに、顔の特徴を9タイプに分類して診断しています。
これにより、患者さま一人ひとりの骨格バランスや治療のゴールがより明確になり、適切な治療計画を立てることができます。
📊上の図は、前後的な要因(出っ歯・受け口)と上下的な要因(ロングフェイス・ショートフェイス)をもとに分類した9パターンです。
さらにセファロ分析でわかること
- E-line(口元と鼻・あごのバランス)の確認
- 上下の歯のズレ
- 舌やあごの骨の位置関係
- 成長パターンの傾向(縦に伸びやすいか?前に出やすいか?)
こうした情報から、その人の“顔の特徴”や、将来どう変化していく可能性があるかを読み取ることができます。
矯正治療では、この分析結果をもとに
「今どんな状態なのか?」
「どこをどう動かせば、顔全体のバランスが整うのか?」
を判断します。
まさに、**矯正治療における“欠かせない設計ツール”**といえる存在です。

今回の記事では、顔の特徴を
- 前後的な要因(顎の出入り)
- 垂直的な要因(顔の長さ・顎の角度)
の2つに分けて、できるだけわかりやすくご説明します。
少し専門的な内容も含まれますが、
「矯正でどこまで変えられるのか?」
「自分の顔に合った治療って?」
そんな疑問を持つ方にこそ、知っておいてほしい大切な視点です。
🦷 セファロ分析でわかる2つの軸:縦と前後のバランス
セファロ分析では、顔のバランスを大きく2つの方向から分析します。
それが、
- 垂直的な要素(縦の長さ)
- 前後的な要素(顎の前後の位置)
の2つです。
▶ 垂直的要因とは?──顔が「長い or 短い」の傾向を見る
これは、いわば「顔の縦の長さ」に関係します。
短い傾向(short face)
- 一方、縦の成分が少ない方は、過蓋咬合(かがいこうごう)=噛み合わせが深すぎる傾向に。
→ 下の前歯が見えないくらい、上の歯が覆いかぶさってしまうこともあります。


長い傾向(long face )
- 顔の縦の成分が強い方は、口が開きやすく開咬(かいこう)傾向が出やすいです。
→ 前歯が上下できちんと噛み合わず、食べ物を前歯で噛みにくいことも。


開咬についての詳しい説明方法はここをクリック
▶ 前後的要因とは?──「出っ歯 or 受け口」の傾向を見る
これは上下の顎が前後どちらに位置しているかを表します。
- 上あごが前に出ている場合 → 出っ歯傾向(上顎前突)
- 下あごが前に出ている場合 → 受け口傾向(下顎前突)
これらのズレは見た目だけでなく、発音・食事・咀嚼機能にも影響するため、診断・治療において非常に重要です。
上あごが前方にある状態

上顎前突についての詳しい説明方法はここをクリック
下あごが前方にある状態

▶ 組み合わせで見える“9つの顔タイプ”
この「縦」と「前後」の要素を組み合わせることで、
顔のバランスは9つのパターンに分類できます。
例)
- 前後バランスはOKだけど、縦長 → “ナチュラル開咬タイプ”
- 下顎が前に出ていて縦も短い → “強めの受け口+深い咬み合わせ”タイプ など…
このように、自分の顔が「どんな特徴を持ち、どこを整えるとより良くなるか」を、客観的に把握できるのがセファロ分析のすごさなんです。
🎯 矯正治療は“見た目”だけではありません
こうした診断をもとに、見た目だけでなくかみ合わせや、舌の動きなどにも配慮した矯正治療が行われます。
セファロ分析はを設計するための地図。
「自分の顔はどういうタイプなんだろう?」
「将来、どう変わる可能性があるんだろう?」
そんな疑問を持った方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。
▶️もっと詳しく知りたい方へ
セファロ分析Part2では、「上の前歯の位置や角度がどのように診断に影響するのか?」を詳しく解説しています。
→ Part2はこちら

セファロ分析Part3では、
「口ゴボや上下顎前突と呼ばれる横顔のバランスの乱れが、なぜ起こるのか?どう診断し、どこまで矯正で変えられるのか?」を詳しく解説しています。

当院のカウンセリングでは、3Dシミュレーション・スマホ管理・最新の矯正治療を通して、
あなたにとって最適な治療方法をご提案します。
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