目次
1.学校から「歯科健康診断結果のお知らせ」を持ち帰ってきたら
春から初夏にかけて、お子さまが学校から「歯科健康診断結果のお知らせ」を持ち帰ってくる時期ですね。 「歯列・咬合(歯並び・かみ合わせ)」の欄にチェックが入っているのを見て、驚かれた保護者の方も多いのではないでしょうか。
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すぐに矯正を始めないといけないの?
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高額な費用がかかるのでは?
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まだ乳歯があるし、様子を見てもいいの?
さまざまな不安がよぎるかもしれませんが、まずお伝えしたいのは、 「学校検診でのチェック = すぐに高額な矯正治療が必要」という意味ではありません。
どうか、まずは落ち着いてください。 ただし同時に、「何もしないで様子を見る」のが常に正解とも限りません。大切なのは、今のお子さまの状態を正しく知ることです。
2.学校検診の紙があると、保険で専門的な相談ができる場合があります
近年の制度整備により、学校検診の結果用紙をお持ちいただくことで、条件を満たす場合には保険診療の範囲内で専門的な検査や診断が可能になっています。
ここがポイント! 奈良市内にお住まいで、お子さまの医療費助成の対象となる場合は、窓口負担を抑えて(あるいは実質負担なく)受診できるケースもあります。
これまで「矯正=すべて自費」というイメージをお持ちだった方にとって、“まずは相談だけでもしやすい環境” が整ってきています。 ※保険適用の可否や自己負担額は、症状や制度により異なります。詳しくはご相談時に丁寧にご説明いたします。
3.矯正専門医がチェックする「3つの重要ポイント」
学校検診のフォローでは、単に「歯がガタガタかどうか」だけを見ているわけではありません。専門医の視点で、主に次の3点を確認します。
① 保険適用の対象となるケースかどうか
子どもの矯正で保険が適用されるのは、厚生労働省が定める特定の疾患を伴う場合に限られます。実際にはごく稀ですが、万が一その可能性がある場合は、適切な医療機関へのご案内も含めて対応いたします。
② 上顎犬歯(糸切り歯)の埋伏リスク【重要】
見た目は大きな問題がなさそうでも、顎の中で犬歯が正しい方向に生えてこられず、隣の歯に悪影響を及ぼすことがあります。これは**レントゲン検査を行わなければ判断できません。**早期に確認できれば、将来的な抜歯リスクを下げることにつながります。
③ 治療を始める「最適なタイミング」
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今すぐ始めたほうがよいのか
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永久歯がそろうまで待てるのか
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経過観察で問題ないのか
顎の成長バランスや歯の萌出状況を踏まえ、将来の見通しを明確にお伝えします。矯正治療は「早ければよい」というものではなく、適切な時期を見極めることが何より大切です。
4.当院での学校検診フォローの流れ(約60分)
初めての方でも安心して受診いただけるよう、以下の流れで行っています。
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口腔内写真の撮影
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必要に応じたレントゲン検査
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顎の成長バランスの確認
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専門医による丁寧な説明
もちろん、その場で治療を契約していただく必要はありません。 診断結果を一度ご自宅に持ち帰り、ご家族でゆっくりご検討いただけます。
5.まとめ:現状を知ることが、将来の選択肢を守ります
学校検診のチェックは、「今すぐ治療しなさい」という警告ではなく、**「一度、専門家と一緒に現在地を確認しましょう」**というサインです。
「あの時、一度診てもらっておけばよかった」と後悔しないために。 まずは、正しく現状を把握することから始めてみませんか。
奈良市の氏井矯正歯科クリニックは、地域のお子さまが健やかに成長できるよう、専門医の立場から誠実にサポートいたします。
【当日お持ちいただくもの】
ご来院の際は、忘れずに以下の3点をお持ちください。
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学校からの検診結果用紙(歯科健康診断結果のお知らせ)
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健康保険証
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子ども医療費受給券
スムーズな検査と正確な診断のために、ご協力をお願いいたします。