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10歳 出っ歯・すきっ歯の矯正体験談

氏井庸介

氏井矯正歯科クリニック
院長 氏井庸介

DOCTOR PROFILE

2023.09.06

こんにちは😄JR奈良駅より徒歩3分、近鉄奈良駅より徒歩7分の通いやすい矯正歯科 氏井矯正歯科クリニックの歯科衛生士Rです。

 

 

10歳男の子の出っ歯・すきっ歯の矯正治療の体験談

を今回、ご紹介させて頂きます。親御様から頂いた感想を引用したものとなります😄(この体験談は、一症例です。お子様の成長や歯並びには、個人差が大きく、全ての方がこの限りではないことをご理解ください。なお、親御様から、了承を得ております。)

 

 

 

始めに

小学生の1年生(7歳頃)の頃に、出っ歯・すきっ歯が気になるということで来院され、経過観察後、10歳頃(小学生3年生)から、歯科矯正治療をスタートしました。

13歳頃(小学生6年生の終わり頃)に治療は一旦終了し、現在は、保定装置を夜だけつけるようにしてもらい、半年に一度、定期検診にきてもらっています。

現在15歳で、二期治療に進むかご検討中です。

矯正前(正面)

              ↓

矯正後(正面)

 

矯正前(横)

              ↓

矯正後(横)

 

矯正前の気持ち

歯の悩み、口呼吸のこと

・上の前歯が生えはじめた頃、すきっ歯かも?と思い、しばらく様子をみていましたが、「ちょっと前歯が出ているね〜」と祖母や主人にも言われ、「周りからみても、やっぱりそうなんだ…」と少し不安を覚えました。

口をポカーンと開けていることが多く、口呼吸していること、唇も分厚くなってきていることも気になっていました。

・口を閉じようとしても、どうしても上の前歯が唇から出てしまう。特に、寝ている時は、どうしようもないなと感じていました。

・小学校の歯科検診で歯ならびにチェックが入ったのをきっかけに、一度話しだけでも聞ければと思い、氏井矯正歯科クリニックへ相談しました。そして、私主導ではありましたが、主人も賛成してくれたので矯正治療をすることに決めました。

子どもの気持ちは?

・低学年の男の子ということもあり、歯ならびのことなど全く気にもしていなかったと思います。ただ、弟から「ねずみみたい」とからかわれたのが嫌だったようです。

・何をするかもわからない状態だったと思いますが、氏井先生やスタッフの皆さんが優しいと言っていいました。

 

矯正中

どんな矯正装置をしたか?

・はじめは、ヘッドギアという装置(上の奥歯を後ろに動かし、少しでも出っ歯を改善していく外付けの装置)を毎日なるべく長く、寝ている間につけました。

 

 

正直、慣れるまでは、子どもも親も大変でした。つけ外しするのに初めは時間がかかった覚えがありますし、子どもも違和感があるのか、痛いと言ったり、今日はしないとごねたり…ただ、慣れてきたら、自分でサッとつけ外しできるようになっていました。

しかし、慣れてくると、しない日もでてきたりで… 先生やスタッフの方々に正直に話すと、モチベーションが上がる言葉がけがあり、がんばろうと!と毎回の通院で励みになりました。

 

・しばらくすると、奥歯と前歯に、固定式の装置やワイヤーが歯につく装置になりました。

 

 

通院頻度

・初期は、1〜2か月に1回か2回くらいのペースで通院し、治療の目処がたてば、3ケ月に1回ぐらいの頻度になりました。

・ただ、テスト前や発表会、試合の前日など、特別な行事がある時は先生に相談し、本人の負担のないスケジュールにしてもらいました。

痛み

・装置を入れた直後や、ワイヤー調整を行った当日は、痛いと訴え、ご飯が食べれないと泣いていた時もありました。ただ、2〜3日で、徐々に痛みがひいていき、痛みに慣れていっているように感じました。

・装置が、口唇や頬粘膜に当たったところは傷つくことがありましたが、、ワックスを装置につけたり、軟膏を塗ることで数日で良くなりました。後日、調整してもらうこともありました。

 

食事・生活

・ほとんどのものが普通に食べることができました。エノキやニラなどは装置にからまることが多かったですが、歯間ブラシで取ったり、少し細かく切るなど工夫することで、問題ありませんでした。

・装置を守るために、ガム、キャラメル、お餅など、「粘り気のあるもの」や氷の丸かじり、せんべいなど「硬いもの」は避けるようにしました。

・音楽の授業でリコーダーを吹くことも問題なく、体育の授業、習い事のスポーツも普通に受けていました。

 

歯みがき、仕上げ磨き

・装置をつけたところは磨きにくい部分なので、通院中に教えてもらった歯みがき方法で、子どもは頑張っていました。仕上げみがきは、矯正治療が終わるまで続け、装置がついているところは歯間ブラシや、ワンタフトブラシなどを使って、特に念入りに磨きました。大変でしたが、子どもの歯ならびの変化も実感でき、いい思い出になっています。

・装置がついているところは、むし歯が心配だったので、フッ素ジェルを塗ったり、フッ素洗口も就寝前にさせていました。

 

矯正後

見た目は?

「笑顔がきれいになった」「真顔になった時、上の前歯が出なくなって嬉しい!」と子どもからの言葉を聞き、矯正することを決断してよかったなという気持ちになりました。

・口呼吸をしていることが少なくなり、口元が引き締まったように感じました。

むし歯予防のこと

・歯並びがよくなり、歯みがきがしやすそうでした。また、上の前歯の着色もつきにくくなりました。

・矯正治療の経験によって、本人自身が、「歯を大切にしたい」「歯並びがきれいになったのだから、むし歯にはなりたくない!」という意識を持てていました。

保定装置とは?

・リテーナーという保定装置を一日中つけ、しばらくすると、就寝中だけつけるようになりました。

・リテーナーの針金部分を壊すことが数回あったので、最近、透明のマウスピースにかわりました。

 

現在の矯正への思い

中高生になると、勉強や部活、塾、受験などで毎日忙しいので、小学生の早い時期から矯正を始めて良かったと思いました。矯正期間を一緒に頑張った達成感も、味わうことができました!今は、定期的に経過を診てもらっています。また、小学生の間は、仕上げみがきや間食習慣のことなど、親が関与できることが多かったと思います。

思春期に突入し、外見や容姿も気になる時期です。矯正をしていなかったら、口元へのコンプレックスを抱えていたかもしれません。今は、口元は何も気にせず、自信になっているようで、よく笑っています!

また、矯正期間で、歯の大切さや、むし歯予防の習慣も持てたことも、大きな収穫でした

現在、体も成長し、骨格も変わってきたせいで、下の前歯が、少しガタガタになってきています。

二期治療の矯正をするか検討中ですが、本人の意思も尊重しながら、先生と相談していきたいと思っています。

 

まとめ

「10歳男の子ので出っ歯・すきっ歯の矯正体験談」はいかがでしたか?

矯正前の悩みや心配事、矯正中の痛みや学校生活、モチベーションのこと、治療後の気持ちや意識の変化など、同じような思いの方はいらっしゃいましたか?

 

ご家庭によって、子どもの矯正の考えは様々あると思います。

 

矯正後のお子様の笑顔や感想にふれるたびに、

 

「子どもの矯正は、子どもの人生にとって、素晴らしいプレゼント🎁」

 

になると感じています。

 

お子様の歯並びの状態やお口の癖によって、治療方法は異なります。

また、複数の治療方法を組み合わせることもありますので、氏井矯正歯科クリニックまでお気軽にご相談くださいね。無料でカウンセリングを行っております😄

 

 

 

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