「マウスピース矯正は、自分できちんと装着できるか不安」「通院と通院の間に、マウスピースが浮いていても気づいてもらえないのでは?」——このような不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。マウスピース矯正は、治療開始時にマウスピースを作成して終わりではありません。治療中に歯が計画どおり動いているか、マウスピースが歯にきちんと適合しているかを継続して確認することが重要です。氏井矯正歯科クリニックでは、マウスピース矯正の治療経過をより細かく確認するため、デンタルモニタリングを活用しています。今回は、当院のマウスピース矯正の特徴と、デンタルモニタリングを使ってどのように治療中の状態を確認しているのかをご紹介します。
目次
当院の特徴は、マウスピースを渡して終わりにしない管理体制です
氏井矯正歯科クリニックでは、マウスピースをお渡しして患者さま任せにするのではなく、通院時の診察とデンタルモニタリングを組み合わせ、治療計画と実際の歯の動きにズレがないかを確認しながら治療を進めています。
マウスピースの浮きや歯の動きの遅れが確認された場合には、そのまま次のマウスピースへ進めるのではなく、装着方法の確認、使用期間の延長、来院での処置、治療計画の修正などを検討します。
マウスピース矯正では、事前に作成した治療計画に沿って新しいマウスピースへ交換していきますが、実際の歯の動きには個人差があります。計画どおり動いていない状態に気づかず進め続けると、治療計画と実際の歯並びとのズレが大きくなる可能性があります。だからこそ、最初の治療計画だけでなく、治療開始後の経過確認が重要です。
デンタルモニタリングとは
デンタルモニタリングとは、患者さまがご自身のスマートフォンを使って口腔内の写真を撮影し、その画像を医院へ送信するシステムです。患者さまには、専用のアプリと撮影器具を使い、定期的に歯並びやマウスピースの状態を撮影していただきます。送信された画像をもとに、マウスピースが歯に適合しているか、治療が計画どおり進んでいるかなどを確認します。
デンタルモニタリングは、AIだけで矯正治療を進めるものではありません。AIによる画像解析も活用しながら、最終的には矯正歯科医が患者さまの状態を確認し、治療の進め方や来院の必要性を判断します。
デンタルモニタリングで確認していること
氏井矯正歯科クリニックでは、デンタルモニタリングから送られてきた画像をもとに、主に次のような点を確認しています。
マウスピースが歯に適合しているか
マウスピースと歯の間に隙間ができていないか、マウスピースが浮いていないかを確認します。マウスピースが十分に適合していない場合、予定していた歯の移動が起こりにくくなることがあります。


歯が計画どおりに動いているか
治療計画と実際の歯の動きに大きな差がないかを確認します。すべての歯が同じように動くわけではないため、特定の歯だけ動きが遅れていないかを見ることも重要です。
アタッチメントが外れていないか
マウスピース矯正では、歯を動かすために、歯の表面へアタッチメントと呼ばれる小さな突起を付ける場合があります。アタッチメントが外れると、計画していた力が歯へ伝わりにくくなることがあるため、状態を確認します。
顎間ゴムを適切に使用できているか
出っ歯や噛み合わせの治療では、マウスピースと一緒に顎間ゴムを使用することがあります。顎間ゴムの使用状況や、ゴムをかける部分に問題がないかについても確認します。
歯や歯肉に気になる変化がないか
歯肉の腫れや出血、清掃状態など、画像から確認できる範囲で口腔内の状態を確認します。画像だけでは判断できない場合や、詳しい検査が必要な場合には、来院をご案内します。
治療計画とのズレが見つかった場合はどうする?
デンタルモニタリングでマウスピースの浮きや歯の動きの遅れが確認された場合、そのまま機械的に次のマウスピースへ進めるわけではありません。患者さまの状態に応じて、次のような対応を検討します。
- 現在のマウスピースの使用期間を延長する
- マウスピースの装着方法を再確認する
- チューイーの使用方法をお伝えする
- 顎間ゴムの使用状況を確認する
- アタッチメントの脱離が疑われる場合に来院をご案内する
- 必要に応じて治療計画を修正する
- マウスピースを追加で作成する
大切なのは、治療計画とのズレをできるだけ早い段階で把握し、その時点で必要な対応を行うことです。
デンタルモニタリングを使うメリット
通院と通院の間も状態を確認できる
医院が歯の状態を確認できるのは通常は来院時に限られますが、送っていただいた画像から、通院と通院の間の変化も確認できます。
マウスピースの浮きに気づきやすい
ご自身ではわずかな浮きに気づきにくいことがありますが、定期的な撮影で適合状態の変化を確認しやすくなります。
必要なタイミングで来院をご案内できる
すべてがオンラインで解決できるわけではなく、装置の脱離や詳しい診察が必要な場合には、適切なタイミングで来院をご案内します。
治療を振り返るきっかけになる
定期的に口腔内を撮影することは、マウスピースの装着状況を振り返り、治療を継続する意識を保つきっかけにもなります。
デンタルモニタリングがあれば通院しなくてもよい?
デンタルモニタリングは、通院を完全になくすためのシステムではありません。画像だけでは確認できない噛み合わせ、歯の動揺、口腔内の細かな状態などは、実際に来院していただき、矯正歯科医が診察する必要があります。
また、アタッチメントの装着、歯の形態修正、装置の調整、レントゲン撮影など、来院が必要な処置もあります。氏井矯正歯科クリニックでは、対面での診察とデンタルモニタリングを組み合わせながら、治療経過を確認しています。
マウスピース矯正では、装置の種類だけでなく管理体制も重要です
マウスピース矯正を検討するときは、使用するマウスピースの種類や費用だけに目が向きやすいかもしれません。しかし、実際の治療では、次のような点も重要です。
- どのような診断を行うか
- どのような治療計画を作成するか
- 治療途中の歯の動きをどのように確認するか
- 計画とのズレが生じたときにどう対応するか
- 最後の噛み合わせまでどのように仕上げるか
氏井矯正歯科クリニックでは、マウスピースをお渡しして患者さま任せにするのではなく、デンタルモニタリングも活用しながら治療経過を確認しています。
氏井矯正歯科のマウスピース矯正症例
当院では、患者さまの歯並びや骨格、噛み合わせを確認したうえで、マウスピース矯正が適しているかを判断しています。実際の治療内容については、次の症例記事もご覧ください。症例ごとに、治療前後の写真、治療期間、費用、使用した装置、治療に伴うリスクをご紹介しています。
まとめ
氏井矯正歯科クリニックでは、マウスピース矯正の治療経過を確認するため、デンタルモニタリングを活用しています。デンタルモニタリングを使用することで、通院と通院の間も、マウスピースの適合状態や歯の動きを確認しやすくなります。
ただし、デンタルモニタリングだけですべての診察や処置ができるわけではありません。対面での診察とデンタルモニタリングを組み合わせ、必要に応じて治療計画やマウスピースの進め方を調整することが大切です。
マウスピース矯正をご希望の方には、歯並びや骨格、噛み合わせを検査したうえで、マウスピース矯正が適しているか、抜歯が必要か、どのような装置の併用が必要かをご説明します。奈良県でマウスピース矯正をご検討の方は、氏井矯正歯科クリニックへご相談ください。
マウスピース矯正の治療概要
治療内容:透明なマウスピース型装置を定期的に交換しながら、歯を移動させる矯正治療です。症例によっては、アタッチメント、顎間ゴム、アンカースクリューなどを併用します。
| 治療期間・通院 | 歯並びや治療内容によって異なります。通院間隔は治療経過に応じて調整します。 |
|---|---|
| 費用(自由診療・税込) | 初診相談:無料/精密検査:16,500円(初診相談から3か月以内は4,400円割引)/マウスピース型矯正装置(全期治療):89万〜99万円/毎回の調整料:4,400円 |